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回答を考えるためには現在価値を考えなければなりません。
今日の100円とl年後の100円とは価値が違うんだよということです。 毎年、毎年、5円ずつ入ってくる。
xx年間でトータルxx円です。 こちらの方がxx年後に一どきにxx円入ってくるよりは良いですよね、5円ずつxx年入ってくれば、毎年、その5円を再投資できますからね。
その事実を考えると、名目上は両方とも同じxx年債だけど、実質同じxx年債だとは考えられないですよね。 その差をどうして認識したらよいのか?それに答えるの、がデュレーションなのです。
デュレーションというのは、図表412を見ていただくと分かるんですけど、一種のシーソーなんですね。 バランスしたところがデュレーションなのです。
どういうことかっていうと、元本の償還期間だけだったら両方ともxx年債です。 しかし元本の償還だけじゃなくて、クーポンを含めたキャッシュフローを考える。
クーポンを含めたキャッシュフローで加重平均された平均残存期間。 これをデュレーションと言います。
この言葉はよく出てくるんで覚えておいていただきたいんです。 もう一度言いますね。

元本の償還だけでなくて、クーポンを含めたキャッシュフローの現在価値で加重平均された平均残存期間。 支点のあるところ、すなわち左右バランスする点までがデュレーションということです。
クーポン、要するに毎年入ってくる利息が低ければ低いほど支点が右にいきますよね。 中学の入試でてこの原理出ますよね。
分かりますよね。 バランスをとるためには右に行きますよね。
この利付債とこのゼロクーポン債のどっちがデュレーションが長いかというと、ゼロクーポン債の方が長い。 毎年の収入はゼロですから。
毎年入ってくる利息が低ければ低いほど支点は右側にいきますね。 ゼロクーポン債は典型的なxx年債です。

クーポンはゼロなん、ですから、バランスするためにはxx年の真下に支点を持ってこないってことはバランスしないですよね。 なぜデュレーションの話をしたかというと、これを少し変形すると価格変動率を出せるからです。
しかし、ここらへんは非常に難しくなるので、これ以上理解しようとしなくて結構です。 それよりデュレーションとは何ぞやということだけを、理解しておいてください。
ところで実際我々がどういうふうにヘッジをするかという話をします。 ヘッジにはPVBPを使うんです。
PVBP、プライス・バリュー・オブ・アペーシス・ポイントということなんです。 利回りが1べーシスポイント変動したときの価格変動幅。
デュレーションはちょっと変形すると、価格変動率になると言いましたけど、PVBPは変動幅です。 ここは聞きながしていただいて結構です。
覚えておいてもらいたいのはPVBPを利用してへッジを行なうということです。 このへん、金融マンは覚えておくこと。
一般投資家の方は読み飛ばしていただいて結構。 ある国債が0.01%、1ベーシスポイント動いたときに価格がいくら動くかを計算するんですね。
現在の価格があって、これから金利が0.01%上がったときにいくらになるかな。 図表4-3のpuですね。
現在の利回りから0.01%下がったときに、どういう利回りになるか。 これpdの価格ですね。
pdからpuを引いて2で割る。 これを計算すると1ペーシスポイント動いたときにどれだけ価格が動くかなというのが分かります。

残存8年で利回り1%の国債が利回り1.01%になったときにどうなるかなって計算します。 0.99%になったときにいくらになったか計算します。
この差を2で割ると金利が1ぺーシスポイント動いたときに価格がどくらい動いたか分かります。 債券先物のPVBPも同じように計算します。
その関係によってへッジをするのです。 要するに価格が1ぺーシスポイント動くとどくらい動くかな。
ヘッジをするものとされるもの。 その関係でヘッジの率を決めていくのです。
先ほど例ですがN生命が210回債をN證券に元本1000億円分売った。 N證券はとりあえず先物で売る。
先物を売るときには購入した210回債のPVBPを計算し、債券先物のPVBPを計算する。 そしてそこでその対比で債券先物を何枚売ったらいいかなということを計算するわけです。
210回債をN生命から1000億円購入したけど債券先物で1000枚売るわけじゃありませんよ。 ちゃんと売る枚数を計算して売るということです。
ということで最後の方はテクニカルな話になりましたけど、以上が債券先物の話とです。 財政赤字問題国と地方の借金が個人の資産を超えている?ちょっと現実問題になりまして、財政赤字問題はなぜ大変かという話をしたいと思います。
財政赤字問題が大変だというのは一つには額が巨額だからです。 国の債券発行と地方債券の発行を合計すると660兆円だという話があります。

日本のGDP500兆円に比べて百何十%にもなっているという対比の仕方があります。 それも確かに大変な数字です。
しかし、大変さがまだなんとなくピンとこないかもしれない。 そこで他の対比の仕方をしてみましょう。
個人の金融資産が1400兆円といわれています、こっちと比べてみましょう。 この1400兆円というのはグロスの数字です。
個人は住宅ローンなどを借りています。 1400兆円の資産に対し負債も持っている。
、ですから、xxットにすると、ずっと小さくなる。 実際は、700兆円とか。
私は具体的数字は知りません。 700兆円かもしれないし、800兆円かもしれないし、1000兆円かもしれません。
例えば金融資産から住宅ローンを引いた、資産が1000兆円あるとしますよね。 国と地方の借金、債券だけで660兆円ある。
その他にいろんな隠れ借金とか、特殊公団の借金とかある。 それらを足すと、900兆円近くになるかもしれない。

もっとかもしれない。 たしかに金融資産だけの対比なのですが、個人の金融資産より国・地方の借金の方が大きくなるような状況に、もしなっていくのならば持続可能なのか非常に私は疑問です。
無人島に2人だけで流されていて、片方の人が100万円金融資産を持っている。 片方の人は120万借金している。
こんな状態が可能かということですよね。 2人しかいない世界では、ありえない。
無人島でなく、日本では、ミスター日銀が一生懸命輪転機を回して、紙幣をつくってこの100万円と120万円の差を埋めるのでしょうか。 もしくは外国から借金をすることになるのでしょうか?私にはよく分かりません。
GDP比いくらっていうと、感覚的によく分かんないんですけれども、個人が持っている金融資産より、より大きい借金を国と地方がしている、もしくはしつつあるというのは感覚的にはやばいんじゃないかなと私は思っています。 家計、企業、国を考えましょう。
昔は家計が資金余剰で、それを企業が使っていたんです。 国の資金需給はプラス、マイナスゼロだった。
現状はどうなのかというと、家計は相変わらず資金余剰。 一方、国はマイナスもマイナス、非常に大きなマイナス。
もし景気がよくなって昔のように企業が資金不足になるとお金が足りない。 国と企業で資金の取り合いになっちゃう。

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